阪急宝塚線「服部天神駅」下車。ここは服部天神駅と曽根駅の中間になる。ならば、曽根駅下車は坂があるので服部天神駅からの方が容易い。ゆっくり歩いて15分。
外壁に派手なタコが描かれているが中はいたって普通の銭湯。しかもかなり昭和の雰囲気を残す街中の風呂屋だ。
銭湯故に温泉ではなく白湯で、露天風呂も四方がコンクリートに囲まれた空だけしか見えない。だがその露天の二つの浴槽は工夫を凝らしてあり、大きい方がゲルマニューム風呂、小さい方が水素風呂で体に良さそうだ。またこのお湯は低目に設定してあり、長時間浸かることが可能だ。
そして銭湯であるがここで取り上げたのはここの休憩スペースが面白いから。入店して右側にたこ焼きを販売するブースがあり、そこで熱々のたこ焼きが買える。そしてビールと酎ハイが350円、アテのフライドポテトや鶏唐揚げも販売し、軽食の麺類などちょっとしたお食事処になっている。風呂自体さほど特徴があるとはいいがたいが、個性をだすためにタコ焼きや、外壁のタコの意匠やらで個性を演出しているのは素晴らしい。