JR紀勢本線「湯川」下車 徒歩15分
ゆりの山温泉はJR那智勝浦の一つ手前の湯川下車 ゆかし潟湖畔の湯川温泉郷にある 泉質は単純硫黄泉で源泉かけ流し、無加温無加水 湯温は38℃前後で不感温度(35~36℃)よりやや熱を感じる程度 建物は平屋の旅館風で、浴槽は8人程度の矩形のものが一つだけのシンプルな構造 ここでは仄かな硫黄の香りを感じながら、ぬるめのお湯に長時間浸かって湯治場気分を味わうのがベスト
施設サービスなど |
天然温泉 |
◯ |
かけ流し |
◯ |
露天風呂 |
✕ |
サウナ |
✕ |
岩盤浴など |
✕ |
シャンプーなど✕ |
✕ |
食事処 |
✕ |
ヘアカット |
✕ |
コミックコーナー |
✕ |
マッサージなど |
✕ |
リクライナー |
✕ |
入浴料 |
大人 |
300円 |
小人 |
200円 |
営業時間 |
9:00~22:00 |
休館日 |
毎週火曜日 |
料金は2023年2月1日現在
Directions / 行き方
JR湯川下車 徒歩15分 紀勢線は各駅停車の連絡が良くないので、特急くろしおの停車する那智勝浦から引き返す(大阪方面出発時)方が便利だ
Experience / 行ってきました
2022年1月9日月曜日快晴 青春18きっぷを使い大阪駅から6:12発新快速で和歌山へ 通勤時間帯だが座ることができた 20分待ちで御坊行に乗り換え、3分待ち9:54田辺到着
ここで串本までなら84分待ちで次の各駅停車をぼーっと待つのだが、さらにその先ならば串本でまた55分ぼーっと次の列車を待たなくてはならない ほんとにこの接続の悪さはわざとやってるようにしか思えない まあわざとやってるんでしょうけどね 特急に乗せるため
そんな訳で10:00発特急くろしおに乗車 特急券は事前にみどりの窓口で購入済み チケットは18きっぷだから乗車券も必要だ
やって来たのはパンダくろしおwwww 車内は親子連れが和気藹々 子供が興奮して走り回っているwwwww しかし、次の駅の白浜で親子連れの大半は下車して、車内は落ち着いた空気になった 後はずっと絶景の青い海 車窓いっぱいに太平洋の水平線が広がる やっぱりいいねこの路線 だがこの区間はJR西日本で2番目の赤字路線 営業係数が647で、100円稼ぐのに647円掛かる超赤字 一部に廃線の声もあるとか JR側も色々努力をしているそうだが、路線バスもほぼないこの地域 車以外の公共交通機関を残すだけではなく、もっと栄えさす方法はないものだろうか
11時40分那智勝浦にとーちゃく! ああ、腹減った ここに来ると必ず寄る食事処がある 最初に訪れてから20年以上たつかな めはり寿司とマグロ刺身のご当地2大名物がセットで、さらに串カツが添えられているという文句のつけようがない定食 最初に暖かいめはり寿司(冷たい物しか食べたことが無かった)食べたときは、衝撃的なうまさだったな めはり寿司二代目は食べログからどうぞ
紀伊田辺行には時間があるので、勝浦漁港にぎわい市場をぶらぶらし、足湯も試した 13時18分乗車、4分で湯川駅到着 駅は海際の無人駅で、降りたのはタイゲス一人 なんか物寂しいが、駅からの景観は素晴らしいく、広々としたビーチが見渡せる 写真はWikipediaからお借りしました
この駅から国道42号線を5分ほど歩くと、ゆかし潟のほとりに着く ゆかし潟は当地出身で詩人の佐藤春夫の命名によるそうだ この看板を左に折れて、潟沿いの道を行くと10分ほどでゆりの山温泉到着
フロントで300円を払い、浴槽へ ライダーらしき二人連れと脱衣場ですれ違ったら、浴室にはあと一人だけ 細長い浴槽にはゴボゴボと景気よく源泉が投下されている 蛇口が並んだだけの洗い場から出る湯も温泉水 硫黄単純泉だが硫黄の臭いはうすい 浴槽に身を沈めると、柔らかな浴感と不感湯に近い温泉水が心地よい 水温計は37.9℃ 今日は真冬のとりわけ冷えた日だが、さして寒さは感じない 不感湯より少しだけ熱があるせいか これが真夏の汗をだらだら掻くような日だったら最高だな
浴槽で出会ったのはなかなかイケメンのスリランカ人の男性 日本語が達者のおしゃべり好きで、よくここへ来るそうだ タイゲスがバックパックでスリランカにいったことを話すと、嬉しそうな顔をしてくれた また失政の大統領が海外へ脱出して、これからは良くなりますねと言うと、まだ一族が残ってるからねと まだまだ大変そうですね
こののちにゆりの山温泉を後にして、駅の途中で農産物の無人販売所を見つけて、梅干しと高菜の漬物を買い、15時45分の新宮駅に乗車しました
一人でぶらりと訪れたときの快適度→3.9/5.0
2023年1月22日更新 ver.1.0.0