養老鉄道「多度」下車 徒歩10分 600メートル
2021年オープン
天王平温泉 神馬の湯(しんめ・のゆ))は三重県桑名市の多度山麓の自然豊かな丘に建つ天然温泉施設 2021年開湯の建物はデザイナーズマンションを思わせるようなシックで落ち着いた雰囲気を持つ 1Fは岩盤浴、ボディケア、お食事処など 2Fに浴槽と屋上テラス 敷地は広めで、どこもゆったりしている印象 特に休憩スペースは岩盤浴利用者でなくとも使用できる場所が各種用意されている 泉質はアルカリ性単純泉 個性は感じられないが肌当たりのいい滑らかな湯だ サウナは6段になっていて、場所によって異なる温度を楽しめ、サウナ後の水風呂はシングルと呼ばれる一桁の水温だ 食事処も広々としており、地産地消を掲げたメニューがならぶ
施設サービスなど |
天然温泉 |
◯ |
かけ流し |
✕ |
露天風呂 |
◯ |
サウナ |
◯ |
岩盤浴など |
◯ |
シャンプーなど |
◯ |
食事処 |
◯ |
ヘアカット |
✕ |
コミックコーナー |
△ |
マッサージなど |
◯ |
リクライナー |
◯ |
入浴料 |
* |
平日 |
土日祝 |
大人 |
880円 |
1100円 |
小人(4歳以上) |
360円 |
420円 |
3歳以下 |
無料 |
無料 |
朝風呂 |
― |
880円 |
朝風呂は9時までに入館 土日祝のみ |
岩盤浴(館内着が必要) |
中学生以上 |
300円 |
400円 |
Business Hours / 営業時間
神馬の湯
平日 9時~23時 金曜・祝日前日 9時~24時 土日祝 7時~24時
岩盤浴「満願」
平日 9時~22時 金曜・祝日前日 9時~23時 土日祝 9時~23時
お食事処「みうま屋」
平日 11時~22時 金曜・祝日前日 11時~23時 土日祝 7時30分~23時
休館日
全休日 年二回 半休日 毎月第三月曜日 15時から営業 祝日の場合は翌日
Directions / 行き方
養老鉄道多度駅下車徒歩10分 養老鉄道へはJR大垣駅、またはJR、近鉄桑名駅乗り換え 神馬の湯、多度大社へは多度駅から桑名市のコミュニティバス、K-バスでもいくことができる
Experience / 行ってきました
2022年9月1日訪問 18きっぷ使用 JR大阪駅6:21発新快速で、8:06終点米原駅着 19分で豊橋行新快速に乗り換えて、大垣着は8:56 ここで養老線に乗り込む
養老鉄道はサンリオとコラボしているのかな 各駅ではいろいろな所からキティちゃんが顔をのぞかせていた
田園地帯をのんびり一時間弱走り、10:01多度駅到着 多度駅は昭和の雰囲気が漂うかわいい駅舎 ここは無人駅ではなく、ガラス張りの駅室には数人の駅員さんが働いていた
駅からの左に折れた道を行くと旧街道(県道26号線)の交差点に出る そこから東側に見えるのが多度大社の大鳥居 その向こうには広大な濃尾平野
西には神馬の湯の大看板が見える 手前に植えられているのはお茶 周囲はお茶だけではなく、ミカンの畑も多い
写真を撮りながら歩いてきたので10:20駐車場に到着 約20分かかってる その駐車場は広々としており、夏休みが終わった平日と言うこともあり、車は少なかった 看板の墨書は書道家の武田双雲によるもの エントランスにはオリジナルが掲げてある
浴槽は二階 どこも清潔で整頓されている 露天の大浴場でまず温泉を堪能 泉質はアルカリ性単純温泉でph8.5だがぬめりはあまり感じられない肌当たりの柔らかい湯だった その浴槽のさらに前に深湯温泉があり濃尾平野のワイドビューを眺めながらの入浴は気持ちよかった
館内着に着替て御食事処 みうま屋へ まだ昼前で閑散としているが、12時を回るとぞくぞく人が集まり、ほぼ満員になった 店内は広くて明るく、交通量の多い県道側もうまく植栽でカバーされて、落ち着いた雰囲気になっている
取り合えず生ビール おおお、木曜日は生ビール半額だって いかんせん今日は木曜日 いきなり2杯目お替りで上機嫌 おっと、料理注文していないわ(笑) ここはトップメニューの開運 神馬御膳をいただきました
この御膳は天ぷらと刺身がメインだが、サイドメニューが充実していて満足度が高い 特にこの日の鯛の焼き物のは下味が付いていて絶妙だった 刺身はマグロ赤身、甲イカ、サーモンと目新しいものはなかったが、醤油を4種類から選ぶことができることができた そのどれも地域の地醤油で試してみたがそれぞれに特徴があり、なかなか小粋なサービスだなとおもうのでありました
それでお腹いっぱいになり、最後に苺のデザートを残りのぬるいビールと平らげる、おっさんであった
この後岩盤浴を覗いて、寝台車のシングルみたいなごろ寝スペースで昼寝した ここは入浴後の休憩場所が広くて、岩盤浴を利用しなくても利用できるエリアが豊富で満足度は高い なおコミックコーナーは無く、スマホなどで電子書籍の漫画を読み放題ということらしい
それではと、ここへ来たもう一つの目的、多度大社へ参拝に出発 旧街道を15分ほど西に行き、下の地図よりさらに西の交差点を右に回ると、多度大社の大鳥居が見える
この大鳥居のたもとにあるのがひつまぶしで有名な、だるまうなぎ多度本店
多度大社は北伊勢地方の総氏神様として崇められ、三重県内をはじめ東海地方から多くの参拝者が訪れます 伊勢神宮との関係も深く、「お伊勢参ればお多度もかけよ お多度かけねば片参り」と謡われました
神様は馬に乗って降臨するという言い伝えから、馬と神社の関係は深く、ここ多度大社ではその年の農作物の収穫を占う「上げ馬神事」を5月の多度祭りで催しています この白馬は人がくると厩舎から顔を出す 賢いな、かわいいなと思っていたらどうやら目当ては貰えるニンジンらしい
本宮は境内の一番奥にある 辺りはうっそうとした森で、当日は小雨が降って人がおらず、静まり返っており、霊験あらたかな空気が漂っていた
一人でぶらりと訪れたときの快適度→3.8/5.0
公式サイトはこちらから
2022年9月26日更新 ver.1.0.0